「あっと免税」(BCPOS使用時)運用マニュアル - 目次 -

・免税商品販売(BCPOS)
・免税販売時のレシート見本 (BCPOS)
・【爆速モード】購入記録票・誓約書の出力
・【爆速モード】購入記録票・誓約書見本
・【通常モード】購入記録票・誓約書の出力
・【通常モード】購入記録票・誓約書見本
・本部送付用帳票
・パスポートへの貼付け
・購入記録票・誓約書の再出力
・登録データのCSV出力
・登録データのバックアップ
・ソフトのバージョンアップ
・登録データの削除

「あっと免税」(BCPOS使用時)運用マニュアル

免税商品販売(BCPOS)

BCPOSで免税販売(一般免税品・消耗品)を行い、パスポートリーダーでパスポートを読込むことで、旅券番号を電子ジャーナルへ記録します。また、パスポート情報(旅券番号・名前・国・・・等)と、販売した商品の明細データを保存します。

① 販売する際に一般免税品と消耗品を分ける必要はありません。通常のレジ業務を行います。

② 小計画面「SF4 免税」を押すと、BCPOSが自動で、一般免税品・消耗品がそれぞれ5千円以上かを計算します。(一般免税品・消耗品共に、対象額を超えていない場合、免税販売品から除外され、消費税が加算された計算を行います)

③ 小計画面の免税ボタンを押すと、「パスポート情報入力」が表示されますので、パスポートリーダーで、旅券番号を読み取ります。(手入力で、パスポート番号を入力する事も可能です)

④ 免税が適用され、免税額が表示されます。

⑤ データアクセスバーコードと、免税対象額・免税額、を表示したレシートを発行します。

※返品処理を行う場合、一部商品であってもレシート記載の全ての商品を返品後、打直してください。
※合算請求 レシートを合算することはできません。返品処理を行い打直してください。

免税販売時のレシート見本(BCPOS)

免税販売を行った際の日報・ジャーナルとレシート見本の解説になります。 商品明細には、免税対象額に達している場合、「一般免税品には(免)」・「消耗品には(消)」のマークが表示されます。下段、合計金額の上には、各免税品販売総額と免税額を表示します。 (免税額に達していない場合には、通常販売と同様に消費税が記載されます)

■一般免税品 & 消耗品

■一般免税品 & 非免税品

■日報

■消耗品 & 非免税品

■電子ジャーナル

【爆速モード】購入記録票・誓約書の出力

購入記録票と誓約書を「あっと免税」で登録します。 BCPOSと連動しているので、各帳票に購入した商品と数量を記載します。 購入した商品と数量のリストは、梱包物に貼り付けて活用が可能です。

※BCPOS連携がONの運用方法となります。

① トップ画面の「設定メニュー」より、「店舗ごとの設定」>「アプリ基本設定」を開き、「爆速モード」をタップします。

② 「あっと免税」を起動し、トップ画面をタップします。

③ BCPOSレシートのバーコードを読み取ります。

④ 帳票が印字され、トップ画面に戻ります。

⑤ 印刷された帳票に、上陸年月日を手書きします。また、旅券の種類・在留資格が初期値と異なる場合は、打ち消し線を引き、他の項目にチェックをいれます。

【爆速モード】購入記録票・誓約書見本

購入記録票・誓約書の印字見本

※旅券の種類、在留資格は初期設定値にチェックが付いた状態で印字されます。異なる場合は打ち消し線を引き、他の項目にチェックをするか、空欄に手書きをします。

左:購入記録票(パスポート添付用)、右:購入者誓約書(店舗保管用)

※申請や確認の際に、国税局や税務署等へ帳票サンプルを提出する必要がある場合は、別途お問合せください。サンプルを進呈いたします。

【通常モード】購入記録票・誓約書の出力

購入記録票と誓約書を「あっと免税」で登録します。 BCPOSと連動しているので、各帳票に購入した商品と数量を記載します。 購入した商品と数量のリストは、梱包物に貼り付けて活用が可能です。

※BCPOS連携がONの運用方法となります。

① 「あっと免税」を起動し、トップ画面をタップします。

② Passport Data入力欄が表示されます。

※レシートのバーコードナンバーを直接入力するには「直接入力する」をタップ
※端末内蔵カメラでバーコードを読み取るには「バーコード」をタップします。
(Androidの場合下図のソフトどちらかが必用。バーコードを読取るソフト選択表示が出ますのでどちらかを選択してください。)
・QRコードスキャナー ・QR Droid

③ BCPOSで出力したレシートの、「データアクセスバーコード」をバーコードリーダーで読み取ります。

※Bluetoothバーコードリーダーを使用 する場合、あっと免税起動前にBluethoothの接続をおこなってください。
※あっと免税起動後に接続すると、あっと免税が落ちます。

④ BCPOSで読み取ったパスポート情報と、購買記録データが入力されます。

⑤ お客様の言語を選択します。選択した言語は、各帳票の第二言語として表示されます。
※「設定」から、「パスポート読み取り後言語自動選択」ON 、「言語選択」OFFにすると、この項目は不要です。

⑥ 旅券の種類を選択します。

⑦ 入国日をカレンダーから選択します。(入国地は必須項目ではありませんので必要な場合のみ選択します)

⑧ 在留資格を選択します。

【参考】出国日・フライト便名を入力します。
※出国日・フライト便名共に必須ではありません。(初期値はスキップ)

⑨ 入力内容を確認します。 修正が必要な場合は「rewrite」を押し、その項目の入力画面を表示させます。

⑩ 全ての入力が完了すると下記画面が表示されます。
あっと免税の入力端末をお客様から返却いただいて、右下の「プリンタ」マークをタップします。

※お客様自身にご入力いただく場合は、⑤で端末をお渡し&⑪で端末を返却いただき、店員が書類印字します。全項目を店員が入力する場合は、設定より「店員受け渡しの表示」をOFFにすることでこの項目をスキップできます。

⑪ 印刷画面が表示されますので、購入記録票/誓約書の印刷を行います。また、必要に応じて免税商品への貼付け用リストを印字します。

印刷前に言語を変更できます。また、レシート伝票番号を入力できます。入力した場合、履歴検索でレシート伝票番号から検索できるようになります。

※複数枚印刷する場合は「印刷が完了しました」と表示後に、印刷ボタンを押してください。

【通常モード】購入記録票・誓約書見本

購入記録票・誓約書・品目及び数量リストの印字見本

購入記録票(お客様用)

左:購入者誓約書(店舗用)、右:品目及び数量リスト(梱包物用添付)

※申請や確認の際に、国税局や税務署等へ帳票サンプルを提出する必要がある場合は、別途お問合せください。サンプルを進呈いたします。

本部送付用帳票

本部へ書類提出が必要な場合、本部添付用の帳票を別途印字することができます。

① トップ画面の「設定メニュー」より、「店舗ごとの設定」>「アプリ基本設定」をタップします。

② 「本部送付用を印刷する」をONにします。

③ 「購入記録票/契約書印刷」ボタンを押すと、購入記録票・購入者誓約書に続いて、本部送付用の帳票が印字されます。

必要事項の記載がありませんので、この帳票を免税書類として使用することはできません。本部提出用書類としてお使いください。 爆速モードの帳票でも、本部送付用帳票を出力できます。

パスポートへの貼付け

BCPOSと連動の場合、あっと免税から出力した「購入記録票」に商品詳細情報が含まれているため、購入記録票のみをパスポートにホッチキスやテープで留め、「輸免スタンプ」で割印をします。

■ 購入記録票

■ 購入者誓約書(店舗用):「購入者誓約書」を店舗にて保存します。(7年2ヶ月)

■ 品目及び数量リスト(梱包物用添付)

消耗品を開封できないように梱包し、内容物表記として「品目及び数量リスト」を張り付けます。

購入記録票・誓約書の再出力

購入記録票・誓約書・貼付け用リストを再印刷する場合は、下記の手順で行います。

① 「あっと免税」を起動し、トップ画面をタップします。

② ログインをタップします。
※初期パスワードは空欄ですが、設定した場合は入力が必要です。

③ 「登録データ閲覧/操作」>「購入記録票/誓約書の参照」を開きます。

④ 旅券番号・伝票番号・購入日から検索できます。
※履歴呼出しは、印字出力した「あっと免税」端末と同一端末である必要があります。

<購買履歴の呼出し例>
■日付を指定せず「購入日」で検索した結果
下図の様に表示されますので印刷したい対象をタップします。表示された内容を再印刷します。

登録データのCSV出力

設定画面から購入年月日・伝票番号を指定して、CSVファイルを出力できます。 Googleドライブへ保存、またはGmail添付でメール送信、のいずれかを選択します。

① 「設定メニュー」から、「登録データ閲覧/操作」>「CSV出力」をタップします。

② 購入年月日や伝票で絞り込みをおこなうか、または全件抽出にチェックを入れ、「CSV出力」をタップします。

③ 保存先を選択します。Googleドライブ、Gmail、共にインターネット接続が必要です。

【出力項目一覧】

伝票番号、購入者氏名、性別、国籍、生年月日、在留資格、入国日、入国地、旅券等の種別、旅券番号、店舗名、住所、電話、メールアドレス、所轄税務署、納税地、販売場所在地、販売者氏名・名称、購入年月日、出国日、出国手段、フライト便名、レシート番号、消耗品販売額、消耗品免税額、一般物品販売額、一般物品免税額、書類作成日、使用言語、免税区分、連番、商品名、単価、数量、販売価格

<オフラインで使用の場合>
フォルダ管理アプリ等を利用して、保存先を選択します。

登録データのバックアップ

登録データのバックアップがおこなえます。 端末へ保存の他、保存したデータをGoogleドライブへアップロードが可能です。

① 「設定メニュー」から、「登録データ閲覧/操作」>「バックアップ」をタップします。

② 「免税データ」「マスタ/設定データ」のバックアップを、それぞれ3つまで作成できます。

③ バックアップ1~3のいずれかを選び、「バックアップ」ボタンをタップします。

④ 確認画面が出るので、「はい」をタップします。

⑤ バックアップができました。

⑥ Googleドライブへ保存したい場合は、⑤の後「Googleドライブへアップロード」のボタンをタップします。

リストア:保存したバックアップから復元
削除  :保存したバックアップデータを削除
(バックアップデータを利用して、他端末へ設定をコピーできます)

ソフトのバージョンアップ

ソフトのバージョンアップがおこなえます。バージョンアップには、インターネット接続が必要です。

① 「設定メニュー」から、「店舗ごとの設定」>「ライセンス登録」をタップします。

② 「バージョンアップ」をタップ

③ 「Chromeで開く」「1回のみ」をタップ

④ Chromeが立ち上がるので、「OK」をタップ

⑤ ダウンロード通知がされるので、タップ

⑥ 「インストール」をタップ

登録データの削除

設定画面から購入年月日、伝票番号、書類作成日を指定して不要データを削除できます。

① 「設定メニュー」から、「登録データ閲覧/操作」>「データ削除」をタップします。

② 購入年月日、伝票番号、書類作成日等を指定し、削除データを選択の上、「データ削除」をタップします。 条件を設定していない場合は、全件削除となります。

<履歴から削除する場合>

① 履歴画面から目的のデータを絞り込みます。

② 履歴の詳細を開くと右上の「×削除」ボタンがあるのでタップします。

③ 確認画面が表示されるので、「はい」をタップします。

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